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原農場の十割蕎麦FEAT.日東醸造の精進白だし

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Malica Ferments presents:
原農場の十割蕎麦feat.日東醸造の精進白だし
2022年4月13日から5月11日までの限定予約販売

4月のMONO MONTHLYは、ヨーロッパ在住日本の発酵を広く伝える茉莉花さん (Marika Groen) をお迎えし、日本の発酵醸造調味料のずっと先の未来を見つめながら、究極の美味しさを求めて先に辿り着いた、「原農場の十割蕎麦feat.日東醸造の精進白だし」をセレクトし受注販売いたします!

  • 今回は限定数での予約販売となります。
  • 予約数の上限に達し次第予約受付が終了となりますのでお早めにご注文ください!
  • 商品の発送予定日は4月下旬です。

日本には、自然と調和し四季折々の旬を楽しむ和食という文化と、それを根底から支えている数知れない発酵食品があります。皆さんが普段から親しまれているお味噌、お醤油、お酢、みりん、お酒などはすべてその発酵食品の類です。 日本では、気が付けばすぐ台所や食卓にあり、スーパーに行けば簡単に買える、そんな風に身近にあった時にはそこまで気にも留めなかったこれらの調味料が、どんな原材料から、どんな製造方法で、どんな場所で、どんな生産者さんによって作られてきたか、考えたことがありますか? 私がその奥深さに気が付いたのも、海外暮らしが長くなってからのことでした。初めは日本から持ってきたり、こちらで手に入るものですませたり。でもそうするうちに、どんどん「もっと自分で選びたい」という気持ちが強くなっていきました。

自分が、本当に美味しいと思って選んだものを、毎日の食卓に取り入れたい。そして、それが一体何なのかもっと知りたい。それが、私が発酵食品に目覚めたきっかけのひとつでした。 知りえたことは咀嚼してすぐに共有しながら、私自身も終わりなき学びを深めるため、日本帰国時には時間の許す限り足を使って、蔵元さん、生産者さんを訪ね歩くということをしています。

歩けども歩けども、まだ見ぬ隠された発酵食品が日本には眠っているのです。コロナウィルスの影響でそれが出来なくなった昨年からも、オンラインを通してまた新たな出会いがありました。

春うらら、2022年4月のMONO MONTHLYのテーマは、『原農場の十割蕎麦feat.日東醸造の精進白だし』です!もうタイトルからしてゴキゲン度が伝わると思います。

皆さん、お蕎麦は好きですか?日本国外に住んでいると、美味しいお蕎麦に出会うのはなかなか難しいものです。私の夫はオランダ人なのですが、彼が生まれて初めて食べたお蕎麦は飛行機の中の機内食についてきたお蕎麦で、お蕎麦はすべてこういう食感と味なのだと思い込んでしまい、それから数年は市販のお蕎麦でも絶対に食べてくれませんでした…。しかしある時日本でお蕎麦屋さんに入り、「これが本当のお蕎麦か!」と美味しさに目覚め、それからはラーメンよりもお蕎麦、暖かい日はざるそば、寒い日は温蕎麦!と、よさそうなお蕎麦があれば必ずストックしておくようになりました。私自身も、お蕎麦は大好きなのですが、特に好物の十割蕎麦が欧州では手に入りづらいことがずっと無念で、どうにか美味しい十割蕎麦にありつけはしないものかと、心の片隅で長年もやもやしておりました。

そんな折、ひょんなことから北海道新得町のオーガニック蕎麦専業農家の原大知さんとオンラインで出会うことができました。
原さんは、未来の子供たちが豊かな暮らしができるよう、自然環境への配慮と地域資源を活かした循環型の農業を目指しています。詳しくは今月お話させて頂きますが、先に結論から言いますと、その原さんの十割蕎麦が衝撃的に美味しかったのです。

昨年の暮れ、なんとも幸運なことに原さんの蕎麦を加工した十割蕎麦を送って頂く機会に恵まれ、わたしは改めてお蕎麦の美味しさに目覚めてしまいました。
こんな十割蕎麦は日本でも食べたことがありませんでした。十割蕎麦というと、もう少しざらりとしたイメージがあったのですが、原さんのお蕎麦はつなぎに何も使っていないとは思えないほどのどごしも食感も良く、もちもちしていながらもつるっと入っていくという、なんとも不思議な十割蕎麦だったのです。

もちろん、つゆにつけながら楽しんだのですが、これはもう余計なものを足さなくても蕎麦だけで美味しい、と思える究極の一品に出会ってしまいました。

さらに驚いたことには、お蕎麦を茹でた後の茹で汁。その茹で汁が捨てられないほどに滋味に溢れており、蕎麦のポテンシャルをゼロから見直さなければならなくなりました。こんなお蕎麦があったのか、という驚きでした。

この春は、その念願の十割蕎麦を、これまた嬉しすぎるカムバック、昨春ご出展頂いた愛知県碧南市の日東醸造さんの隠し玉、あの足助仕込三河しろたまりをベースに作られたという三河精進白だしを蕎麦つゆとして出迎え、セットでみなさんに紹介させて頂きたいと思います。(ちなみにここだけの話ですが、あの白たまりも同時に提供して頂けることになりました!㊗!)

日東醸造さんの三河精進白だしは、その名の通り動物性原料を一切使用していません。足助仕込三河しろたまりをベースに酵母エキスや野菜エキス、砂糖を使用せず、素材の旨味と甘味で仕上げた逸品です。

しかも原材料はすべて国産というこだわりぶり。詳しくは今月お話させて頂きますが、これならお蕎麦を食べたくても鰹出しがだめなヴィーガンの方にも安心してお楽しみいただけます。

そんな『原農場の十割蕎麦feat.日東醸造の精進白だし』祭り、この春、いよいよ開幕です!

About the producers / 作り手について

今回十割蕎麦をご提供頂くはら農場さんは、北海道で2009年より新規就農したオーガニック蕎麦のみ栽培する専業農家です。
その農場のある北海道・十勝の北西部に位置する新得町は、大雪の山々と日高山脈の交わり自然環境豊かな土地。
そんな環境ではら農場さんは、栽培期間中、農薬・化学肥料を使用せず、冷涼な気候を活かした地域特産品である蕎麦を栽培し加工・販売しています。
また、積極的に地域住民と関わり、農業の素晴らしさや蕎麦の良さを伝えることで町を豊かに活性化することを目標に意欲的に活動されています。

 

十割蕎麦に合うそばつゆとして、精進白だしをご提供頂く日東醸造さん。前春のモノマンスリーで一世を風靡した白たまりが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

精進白だしに使われる白たまりは、愛知県碧南発祥の希少な白醤油。
大豆が入っていないお醤油です。あの世界にふたつとない足助仕込みの三河白たまりに、さらにこだわり抜いた国産の植物由来の原料を掛け合わせたのがこの三河精進白だしです。
碧南は白醤油の発祥地であるだけでなく、豆味噌やグルテンフリーのたまり醤油、三河みりんにお酒と世界に誇れる発酵食品の宝庫でもあります。

About the products / 商品について

今回「原氣蕎麦」のブランド名で紹介させて頂くはら農場さんの商品は、十割生そばと十割乾麺の二点。

十割生そばは、はら農場で生産したそば粉と塩のみ使用したシンプルな商品。出雲そばで有名な島根県で製造されています。生そばの良さは、乾麺とは違い、生そばの本来の食感を楽しむことができること。
一方、十割乾麺は信州そばで有名な長野で製造されており、はら農場で生産されたそば粉のみを使用した、混じりっ気のないそば本来の味を堪能できる商品です。
特に乾麺の方は、蕎麦をゆでた後に濃厚でクリーミーな蕎麦湯がとれるので、食後に蕎麦湯を楽しんだり、具を追加してスープにしたりしてみてください。生麺の方の蕎麦湯も、塩が少し入っているのでそのままお楽しみ頂けます。

日東醸造の和風のだしで食べるのもおすすめですし、パスタのように食べても、サラダのようにしてたべることもおすすめです。
そばつゆとして今回自信をもっておすすめさせて頂く日東醸造さんの精進白だしは、言わずもがな「あの」三河しろたまりがベースとなっており、鰹節などの動物性原料を使用せず、こだわり抜いた植物由来の原料のみで作った万能だしの素です。

もちろん材料はすべて国産。北海道産の真昆布、九州産のしいたけのだしを合わせ、三河みりんと天日干しの切干大根のだしで甘味を付けています。酵母エキスや野菜エキス、砂糖を使っていないので、まろやかで深みがありながら、すっきりとしたやさしい味わいです。そばつゆにはもちろん、とんでもなく何にでも使える困った時のお助け調味料です。
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